カルチェットの名の通り、アウトソール＋アッパー共に、従来のSLシリーズとほとんど変わりがない。


唯一の違いは、アッパーのアウトサイドの部分で、形状は変わらないが、素材はSL５とは異なるものを使用している。


この部分の仕様変更により、アシックスのタイガーラインは、グラフィックデザインを採用。むしろ、このグラフィックデザインを採用したいが為に、素材の変更を行ったとも言えるのである。


これは大いなる進化である。


フットサルシューズだけではなく、どの分野、どのアイテムに対しても、デザイン性を抜きに語る事が出来ない時代に入ってきている。


機能性をとことん突き詰める事に使命感をもってのぞんだとしても、デザインの善し悪しで、機能面を受け入れてもらえない可能性が日増しに高まっているのである。


"機能性を重視するが故に、手に取りたくなるデザインを採用する"


機能面とデザイン性は相反する２つの要素ではなく、両立が可能な、両立が必要不可欠な機能であり、要素なのである。


フットサルシューズのトップメーカーとして、大いなるチャレンジをしたアシックス。快く受け入れられるかどうかは、選手達が判断するが、このチャレンジに心動かされない選手はいないであろう。


フットサルシューズの話題の中心になる事に、多いに期待したい。



【アシックスカタログより抜粋】

ボールをトラップサル機会の多いシューズインサイド部分に、
衝撃を緩和させるためのスポンジを内臓。
前足部の屈曲性に優れたアウターソールと相まって、
ボールタッチ能力を向上させてくれます。
また、アッパー素材にも、柔らかい人工材を採用し、
フィッティングを高めているのも特徴です。


≪最強グリップトップモデル≫
アシックス：デスタッキ

アッパー ： 本体＝人工皮革製+合成繊維製
アウターソール ： ゴム底
インナーソール ： 取り替え式
生産国 ： 中国
重量：右足237ｇ　左230ｇ(25.5センチ当社測定)
品番：TST318　4393