サッカーシューズ・スパイク専門店『サッカーショップHIDE』へようこそ!実際の使用感や耐久性など人気製品を試し履きしてレポートしていきます。
お見事なフィット感である。 同じカルチェットシリーズながら、現行のSL5と比較すると、つま先の形状が随分違うが、ひとつ前のSL4と比較しても、まだこのカルチェットLE3の方がつま先がタイトである。 タイトでありながら、LE3はこの形がいいのだ。ワイドモデルは、別のシューズに任せてしまって全然構わないだろう。アシックスの足型も全体的にワイド傾向にあるのだから。 足型があまり広くない選手(3Eが最適と推測)にとって、これは履かなければいけないシューズに仕上がっている。アッパーのレザーが指先の稼働域を確保しつつ、パワーロスを防ぐかのように吸い付いてくる。 足にぴったりと密着してくるこの新しい感覚は、つま先部だけではなく、土踏まず(アーチ部)、かかと(ヒール部)においても同様に感じ得るものである。 レザーの特性を最大限に生かしたモデルながらも、さらに特筆すべきは、メッシュ素材の使い方である。伸縮性のあるメッシュ素材をサイド部やシュータン部に採用する事で、ガッチリとしたフィット感ではなく、足に吸い付くようなフィット感を演出出来ているのだ。 そしてさらにかかと部にP-GELを使用し、クッショニングの面でも明らかに性能がアップしている。機能素材を搭載したクッション性能のアップもさることながら、このクッショニングの良さが、先ほど述べた吸い付くようなフィット感の根源とも言えるものである。 足を通し、両足で立った時の何とも言えない心地よさは、間違いなくかかと部からわき上がってきているものである。 シューズの心臓部はかかとである、と信じるアシックスさんならではの出来映えに、出来ればたくさんの人に履いて欲しい気持ちが強いが、残念ながらワイドな足型にはこのフィット感を感じる事は出来ないだろう。 LE3のワイドタイプは、これからの楽しみにとっておくとして、まずはこいつでアシックスがいなかるモノ作りをしているのかを知って欲しい。 2009年の終わりに出現したこのカルチェットLE3のフィット感をもって、2009年はフットサルシューズの当たり年としたい。 シューズへのこだわり アシックス:シューズキーパー アシックス:フットボール中敷スタンダート(ブラック) アシックス:フットボール中敷ワイド(ネイビー) アッパー : 本体=人工皮革製+天然皮革製 (カンガルー表革)アウターソール : ゴム底 インナーソール : 取り替え式 生産国 : ベトナム 重量:右足238g 左234g(25.5センチ当社測定)品番:TST313 0001
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