サッカーシューズ・スパイク専門店『サッカーショップHIDE』へようこそ!実際の使用感や耐久性など人気製品を試し履きしてレポートしていきます。
新型プレデターXに足を通した際に、まず感じたのはプロ仕様になっている事である。単純にタイトなモデルという感じでなく、ブレが少なく仕上がっている点において。 アーチ部のセッティングもパワースワーブよりも高め、かつてのパルスよりも低めになっている。そしてひと目で力を入れていると分かる、がっちりとしたヒールカウンター。この2点だけとっても、ジダン選手が開発に関わった事は確認するまでもない。一履き瞭然である。 アーチからヒールにかけてのブレないがっちりとしたホールド感は、パルスを思い出させる。しかしながら、プレデターXはアーチとヒールに対してホールド性を強めながらも、つま先部はジャパンラストに近い形状(ジャパンラストではない)をしている為、パルスのような強いホールド感は感じない。 ただ、アウトサイドに搭載されたラテラルサイドパネルTHERMOFOAMからの圧迫感は、足を通した瞬間は誰もが感じると思われる。スパイクと足の隙間をなくすべき機能が、足をインサイド側へ押し込むような感触を覚える選手もいるかもしれない。スパイクを履いて立ち上がると、スパイクの内側で体重を支えているような感じになる。 これは私の足幅があまり広くないため、その隙間を埋めようと、どんどん内側へ力が掛かってしまっている作用でもあるので、かなり個人差が出易いところでもある。 フィット感とはあまり関係のないシュータン部についてであるが、これはもうシュータンとは呼べないモノになっているが、これはかなりいい。ショートタンの極みとも言えるモノタンであるが、長いシュータンを嫌い、自分でシュータンにゴムバンドまで付けて固定してしまったジダン選手ならではの傑作と言っていいのではなかろうか。 プレデターと言えば、シュータンをゴムバンドで止めるのが当たり前のようになっているが、これはジダン選手が個人的に取り付けていたものを、アディダス社が採用した後付けの機能なのである。 ゴムバンドの産みの親が、今回はゴムバンドどころか、シュータンまでなくした。ジダン選手の置き土産が、ワールドカップの舞台で活躍する事を祈って。 プレデターX NEXTコメント:高速化する現代サッカー プレデターXの主な3つの機能については、こちら 機能面のさらなる情報UPPERはこちらから テイクダウンモデル←結構おススメ バラック、森本選手着用モデル アッパー:天然皮革(TAURUSレザー)/ラバー(プレデターテクノロジー)製アッパーアウトソール:合成樹脂製アウトソール(13本TPU アディトラクションソール) インソール:取替え可重量:右足296g 左297g(25.5センチ当社測定)品番:G04243発売開始09年11月上
サッカースパイクは選手にとって大切なアイテム。長い間 サッカーコーチをしていた経験から、選手に適切なスパイクを選んでほしいと思い、サイトを運営しています。