ファルカスの人気がじわじわと上がってきている。　日本人の足型にフィットするように開発されている事を、選手たちが言葉ではなく体で感じ始めてきているのだろう。　履けばその良さはおのずと分かるのであるが、そこまでの道のりは、実は果てしなく長いものなのだ。　


ファルカスが歩んできた道のりは、確実に選手たちとの距離を縮めた。　いや、縮めただけでなく、選手と共に歩んでいく道のりへと変化した。　選手達がスパイクを見つめるまなざしは熱く、そして厳しい。　それはファルカスを見る目にしても同様である。　


だが、ファルカスは認めてもらえた。　真価を問われながらも、選手達の求める声に応えた。　ファルカスの爆進は、ここからである。


【かつてのコメント】


2007年はファルカスにとって忘れられない年となるに違いない。　近年まれにみる暖冬により、所々で桜の開花が見られる2月、ファルカスも自らの魂を鼓舞するかのように、選手達の足元に納まっていく。


『FARUKAS』の名前の由来は、


『SAKURA(桜)F』からきているのである。


日本人の心に自然に備わる桜への愛情、愛着。　日本オリジナルモデルであるファルカスは、元来日本人に愛されるべき要素は、その名に刻み込まれていたと言っても過言ではないだろう。


それが2007年の暖冬の影響をより大きく受け、見事に咲き誇っているのである。


ここで各機能をもう一度再確認しておこう


【JAPANESE FIT】
ラストのジャパニーズフィットは、5000人の日本人若手プレイヤーの足型を細密に測定し、そのデータに基づいて創り出されている。


【ERGONOMIC FIT】
足の動きを制限することなく滑らかにフォローする人間工学設計のシュータンを搭載。　足首への負担を軽減し、スムーズな動作を可能にしたストレスフリーの画期的デザイン


【DYNAMIC FIT】
ダイナミックフィットのアシメトリカル(左右非対称)アッパーデザインは、着地から蹴り出しまでストレスを一切感じさせない動的フィット性を保証。キック時には広く確保されたボールタッチエリアが正確なボールコントロール性を保証。


【FLEX SUPPORT】
体節構造のベースプレートを開発。かかとから入って小指側へと抜けていく足の自然な重心移動ラインをフォローしてしなやかに屈曲するその新性能は、足の運動効率を高め、疲労の蓄積を緩和。　さらにこのデザインはソールの軽量性を極限まで追及した結果シューズ重量も軽減。


【LIGHT RESILIENT】
ソールには高反発性の新ポリウレタン素材を採用。体重が軽くパワーが弱いとされる日本人プレーヤーの欠点を補う。キック時のソールの反発力がボールに一層のパワーを与える。　足を踏み込んだ後のソールの反発力がダッシュやジャンプをパワーアップ。この新マテリアルは重量の点でも従来品を凌駕、新シューズの軽量化をさらに大幅なものにした。


ワイドスパンスタッドレイアウトでスタビリティも向上した。　このしなやかな新ソールを得て一層機敏になるプレーヤーの足の動きを確実にサポートするために、スタッドの横スパンを極限まで広げるデザインを採用。抜群の安定感を保証する新スタッド配列。


以上がアディダスジャパンさんが提唱するファルカステクノロジーである。


これらの新機能がバランスよく保たれている事が、何よりの新提案とも言える。



アディダス：ファルカスTRX HG(ホワイト×C.レッド)
アディダス：ファルカスTRX HG(ホワイト×M.シルバー)
アディダス：ファルカスTRX HG(ホワイト×ブラック)
アディダス：ファルカスTRX HG(ホワイト×N.ネイビー)
アディダス：ファルカスTRX HG(Rホワイト×ブラック)



アッパー：天然皮革(オックスハイドレザー)/人工皮革製アッパー
アウトソール：合成樹脂製(15本TPUアディトラクションソール)
重量：右足258ｇ　左265ｇ(25.5センチ当社測定)
品番：323617
発売開始：07年1月上旬